省エネ型トランスファークレーンを先駆けて導入。
国内唯一の移動式全天候型植物検査場を備え、最先端のサービスを提供してまいります。
定格荷重 コンテナ30.5 重量貨物 40.0トン
○1号機/アウトリーチ37M 船幅 13列対応 ○2号機/アウトリーチ37M 船幅 13列対応 ○3号機/アウトリーチ43M 船幅 16列対応
岸壁からコンテナを持ち上げられる高さは、既存のパナマックスタイプ(13列対応)を4.5M上回る34.5M、腕の長さは6M長い43M。現在、道内の7基を上回り最大の大きさです。合計3基のガントリークレーンをフル稼働させ、ますます拡大する需要にお応えしてまいります。
平成9年、北日本で初めてトランスファークレーン(RTG)を採用。平成21年には、省エネ型のハイブリッド式RTGを新たに3基導入、CO2排出削減にも適応、環境に配慮しました。単一のターミナルとしては、全国に先駆け全5機のうち、過半数を環境配慮型に置き換えました。
巻き下げ時の回転エネルギーをキャパシタ(蓄電装置)に貯め、その蓄電されたエネルギーを巻き上げ時に使用する省エネタイプ。
平成24年、コンテナダメージを天井損傷モニター装置などにより多方向からチェック可能なゲートを増築。チェック機能を強化すると共に、CTMS・ゲートシステムと連動して効率化を図り、受付時間を短縮してまいります。
IN 5レーン OUT 2レーン 合計7門受付ブース
輸入、輸出、空、内航 合計4棟
CTMS連動 天井損傷モニター
総面積9,000㎡ 110FEU 検査対応 移動式建屋(レール式リモコン操作)
苫小牧港での国際コンテナ貨物取扱いの特殊性としては、全国一の物量を有する植物検査対象品を扱っていることです。
これは長年に亘り北海道の海上コンテナ物流を支えてきた苫小牧港の主力貨物です。
年間 25,000個(20フィート換算)のコンテナに対し、ほぼ毎日の様にターミナル内で屋外での植物検査を実施しており、その物流は外貿コンテナ全体の28パーセントに達しております。
こうした北海道物流の主力である、牧草、木材、農産品等に対し円滑な植物検査の実施を可能にする全天候型検査場の確保は荷主へのサービス向上の一環として必要不可欠なものであり、全国に先駆け 雨天、降雪、強風時にも検査可能な設備を整えました。
拡大する冷凍魚介類、農産品の需要に応え、冷凍・冷蔵リーファーコンテナの設備は歩廊を増設、コンテナ4段積みを可能にしたことで、20FT及び40FTコンテナ 440V 458個のプラグを確保しました。